NetBeans Profiler 5.5 の使用方法
root メソッドの計測
root メソッドを選択することにより、アプリケーションのコードの限定された部分に対して、計測とプロファイルを行うことができます。アプリケーションの部分的なプロファイルを開始したあと、アプリケーションのいずれかのスレッドがプロファイルの root メソッドに入るまで、プロファイルデータは収集されません。
スレッドによってすでに実行されているメソッドをルートとして選択しても、プロファイルは開始されません。プロファイルを開始するには、root メソッドへの「新しい」呼び出しが必要です。
プロファイル用 root メソッドのマーク
「プロジェクト」ウィンドウでポップアップメニューを使用すると、メソッドを計測対象ルートとしてマークできます。
- 計測するメソッドのクラスノードを展開します。
- メソッドの一覧からメソッドを見つけます。
- メソッドを右クリックし、ポップアップメニューから「ツール」>「プロファイル用 root メソッドとして追加」を選択します。
- そのメソッドのクラスを右クリックし、ポップアップメニューから「ツール」>「プロファイル用 root メソッドを選択」を選択します。次に、そのクラスのメソッドの一覧から 1 つまたは複数のメソッドを選択します。
root メソッドのクラスがアプリケーションのクラスパスに属していない場合など 、このクラスが含まれているファイルシステムまたは JAR ファイルを最初にマウントすることが必要な場合があります。たとえば、Web/J2EE サーバー上で動作しているコードをプロファイルする場合がこれに当てはまります。
root メソッドによるプロファイルの動作
コードのどの部分をプロファイルするかは、指定した「プロファイル用 root」メソッド に基づいて自動的に識別されます。指定したメソッドが計測されます。さらに、ターゲットアプリケーションの実行中に、このメソッドの実行により呼び出されるすべてのメソッド (呼び出しの部分グラフ) が自動的に検出および計測されます。複数の root を選択することにより、複数の部分グラフを計測することができます。
実行時間がもっとも長い呼び出し先を確認するために、任意のメソッド (たとえば、直前に全般的なボトルネックとして認識されたメソッド) を root として使用することができます。また、root メソッドは、 Java コードの目的の個所 (サーブレットの doGet() メソッドなど) への入口としても使用できます。いずれの場合も、このメソッドのコードと呼び出し先だけが計測されます。
指定した root メソッドが呼び出されなかったスレッドで、これらのメソッドのうちのいずれかが呼び出された場合、これらのメソッドに挿入された計測処理は何もせず、ただちに終了します。ただし、完全に無効にすることはできません。
関連項目
