NetBeans Profiler 5.5 の使用方法
NetBeans Profiler の調整
プロファイルしたアプリケーションのバイトコードの計測によって、いくらかのオーバーヘッドが発生します。プロファイル結果の精度の高さを保証するために、NetBeans Profiler は、コードの計測に使われた時間を除くための調整データを収集する必要があります。プロファイルに使用する各 JDK について調整プロセスを実行する必要があります。各 JDK の調整データは、ホームディレクトリ内の .nbprofile ディレクトリに保存されます。
はじめて NetBeans Profiler を起動すると、調整の実行を求められます。また、ローカルマシンおよび JVM の調整データが利用できない場合にも、調整の実行を求められます。
調整の実行
調整を実行する場合、同じマシンでほかのプログラムが実行していない (または少なくとも、その時点で大きな計算を行なっているほかのプログラムがない) ことを確認します。Profiler は関係なく調整を実行しますが、調整の実行時に、CPU を大量に消費するプログラムが実行されていると、プロファイル結果の精度に影響が及ぶことがあります。
警告: 動的な CPU 周波数切り替え機能 (最近のノートブックの SpeedStep や PowerNow など) を持つプロセッサを使用したコンピュータでプロファイルを行う場合は、調整の実行時にその機能を無効にし、プロファイル時と同じ CPU 周波数で調整を実行するようにしてください。
調整の実行には 2 つの状況があります。
- ローカルプロファイルの調整。 ローカルシステムでプロファイル用の調整データを収集するには、メインメニューから、「プロファイル」>「拡張コマンド」>「Profiler の調整を実行」の順に選択します。次のダイアログが表示されます。

プロファイルに使用する Java プラットフォームを選択して、「了解」をクリックします。調整プロセスが終了すると、ダイアログが表示されます。これで、ローカルでアプリケーションのプロファイルを開始できます。
- リモートプロファイルの調整。 リモートでプロファイルするために、リモートシステム上で調整データを収集するには、http://profiler.netbeans.org/download/index.html から、該当するプラットフォーム用の Profiler サーバーバンドルをダウンロードし、リモートマシンでアーカイブを展開します。調整するには、
binディレクトリに置かれたcalibrate.bat/calibrate.shスクリプトを実行します。調整が完了すると、調整の結果がコンソールに表示されます。これで、リモートアプリケーションのプロファイルを開始できます。
調整の再実行
次のような、システムパフォーマンスに影響を及ぼす可能性のあるローカルまたはリモート構成の変更があった場合に、調整を再実行することをお勧めします。
- ハードウェアのアップグレード
- オペレーティングシステムの大きな変更またはアップグレード
- プロファイルに使用する Java プラットフォームのアップグレード
さまざまなコンピュータやシステムで調整データを共有することはできません。
関連項目
